文化祭や体育祭など学校の行事がある際に、クラスのみんなでお揃いのTシャツを着るクラスTシャツが人気を集めています。このクラスTシャツは1990年ごろから普及が始まったとされていて、現在においては定番アイテムの1つと言えるでしょう。クラスTシャツは基本的にはオリジナルデザインで制作されることになりますが、その際に気をつけなくてはならないこととして著作権の問題が挙げられます。そもそも著作権とはどのようなことなのかと言うと、その作品を生み出した著作者に対して与えられる権利のことを指しています。

著作権があるものを第三者が利用したいのであれば、あらかじめ許可を取る必要があります。プロだけではなく、一般人が描いた絵や文章などにも著作権は存在しています。特にイラストやキャラクター、企業のロゴ、そして画像や動画だけではなく、楽曲の歌詞なども該当します。著作権を持つものは様々であり、すべての著作物に注意を払わなければなりません。

そして著作権と合わせて肖像権も確認しておきたいところです。一人一人自身に与えられた権利のことを肖像権と呼んでいますが、写真だけではなく似顔絵に対しても適用クラスTシャツではクラスの全員の似顔絵、先生の似顔絵などをプリントすることがあるものの、描かれる人全員の許可があり初めて制作できることになるため注意が必要です。クラスTシャツ位著作権なんて関係ないと思う人も多いですが、場合によっては思いもよらない形で拡散されて問題が生じる可能性もあるため気をつけましょう。